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第5回水戸短編映像祭
2001年9月15,16日
会場:水戸芸術館ACM劇場

プログラムN(Nagase)Shorts by Masatoshi Nagase
俳優として活躍する一方、写真や映画も撮影する永瀬正敏。そのクリエイターとしての側面に焦点を当てた上映とトーク。この日のために、自ら監督・出演する新作を製作。



 ゲスト:永瀬正敏(俳優)
・ホンマタカシ(写真家) 


永瀬正敏(俳優)

66年宮崎県出身。83年「ションベンライダー」(監督相米慎二)で映画デビュー以来、国内外の作品に多数出演。現在、単館系映画で大ヒット中の「PARTY 7」(監督石井克人)でも絶妙な演技をみせる。「STREO FUTURE」(監督中野裕之)「けもがれ、俺らの猿と」(監督須永秀明)など、今後出演作の公開が目白押し。

ホンマタカシ(写真家)

62年生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。99年「第24回木村伊兵衛賞」を受賞。

プログラムP(Promotion Video)
今や音楽を語る上で欠かすことのできないPV。業界内で人気、実力ともトップに君臨する竹内スグルの作品を上映し、自身がそのテクニックや音楽界の動向を語る。



 ゲスト:竹内スグル(映像ディレクター)
・箭内道彦(クリエイティブディレクター) 


竹内スグル(映像ディレクター)

62年神戸生まれ。レコード会社を経てフリー。JUDY AND MARY、ACO、hitomiなどのミュージックビデオのディレクション&DP、サントリーリザーブ、ユニクロ、ポカリスエットのコマーシャルのディレクション&DP。最近8×10のカメラを買ったので、スチールも始めた。

箭内道彦(クリエイティブディレクター)

62年生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。99年「第24回木村伊兵衛賞」を受賞。

プログラムC(Commercial)
限られた放送時間の中で商品をアピールしてブランド・イメージまでも伝達するTVCM。その中でもクオリティとヒット数で他を圧倒するタナカノリユキ・谷田一郎の作品を紹介。



 ゲスト:タナカノリユキ(アーティスト・アートディレクター・映像ディレクター)
・谷田一郎(ディレクター) 


タナカノリユキ(アーティスト・アートディレクター・映像ディレクター)

グラフィック、空間造形、映像、パフォーマンス、環境デザインなど様々なヴィジュアル表現を駆使して活躍するヴィジュアルアーティスト。80年代後半からアート、デザインの数々の賞を受賞。CMの演出、ユニクロのクリエイティブディレクターとしても国際的に活動している。

谷田一郎(ディレクター)

65年東京生まれ。東洋美術学校卒業。86年BISE入社、グラフィックデザイナーとしてスタートを切る。96年John and Jane Doe Inc.設立。映像、CG、イラストレーションなどジャンルを問わず幅広く手がける。

プログラムD(Design)VIDEO ALCHEMY of UKAWANIMATION!!!!!!!
ここ数年デザイナーの映像への進出が目立つが、ひときわセンスが光る宇川直宏の映像作品を紹介する。当日のトークでは自身と親交の深い浅野忠信を聞き手として、宇川直宏の世界観を余すことなく紹介する。



 ゲスト:宇川直宏(メディアレイピスト)
・浅野忠信(俳優) 


宇川直宏(メディアレイピスト)

グラフィック、空間造形、映像、パフォーマンス、環境デザインなど様々なヴィジュアル表現を駆使して活躍するヴィジュアルアーティスト。80年代後半からアート、デザインの数々の賞を受賞。CMの演出、ユニクロのクリエイティブディレクターとしても国際的に活動している。

浅野忠信(俳優)

73年横浜生まれ。90年「バタアシ金魚」にて映画デビュー。現在映画「DISTANCE」(是枝裕和監督)が各都市にて公開。最新作は「ERECTRIC DRAGON 800000V」(石井聰亙監督)、がシネマライズにてレイトショー公開中。

特別企画(石井克人の不思議な世界)
テレビやスクリーンの中で、ユーモラスな独自の世界を構築するディレクター、石井克人の傑作テレビ短編と新作アニメーションを上映。自らの作品や演出方法について語る。


 ゲスト:石井克人(フィルムディレクター)
・三木俊一郎(CMディレクター) 


石井克人(フィルムディレクター)

小学生の頃より、アニメーションのセル画を売買し、こづかいを稼いでいた。武蔵野美術大学で視覚伝達を先攻し、当時、客員教授であった小栗康平氏に触発され、映像に興味を持つ。92年にCMディレクターとしてデビューし、手がけたCM作品は100本を越える。長編劇場映画第一作は『鮫肌男と桃尻女』。続く『PARTY7』も興収2億円を樹立し、今、最も「次の一手が気になる」監督である。

三木俊一郎(CMディレクター)

68年生まれ。武蔵野美術大学卒業。以後CMディレクターとして数々の国際的な賞を受賞。
現在もCMを中心に活躍中であるが、ショートフィルム2本をひっさげてGrasshoppa!に参加。
主なCM作品にFANTAシリーズ、全日空、KDDIなどがある。