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第11回水戸短編映像祭
2007年9月15,16,17日
会場:水戸芸術館ACM劇場
実写とアニメを合成した架空の都市伝説! |
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「trainsurfer」「昭和ダイナマイト」
「THE SECRET SHOW」「ZERO」他
不況下の日本で、スリルとスピードを求めた若者が、疾走する列車の屋根に乗る“トレインサーフィン”。そんな架空のストリート・カルチャーが、MTVでの放送以来、爆発的人気に!実写とアニメを合成したライブメーションで、有名ミュージシャンをも登場させた映像を、あまねく披露!!
http://www.trainsurfer.com/ |
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中尾浩之(なかおひろゆき)/ディレクター他
1968年生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒。独自のスタイル「ライブメーション」による作品『スチーム係長』が1998年「MTV Station-IDコンテスト」でグランプリ受賞。2000年「カンヌ広告祭」の「ニューディレクターズ・ショーケース」では、世界新人監督8人に選出される。2004年『ZERO』が「ショートショート フィルムフェスティバル」スーパードライアワード(ナショナルコンペティション部門・グランプリ)、審査員賞、TFS学生審査員賞のトリプル受賞。スカラシップ作品として2005年『THE SECRET SHOW』制作。MTVの人気コンテンツ『trainsurfer』『昭和ダイナマイト』を手がけ、「SMAP X SMAP」のブリッジコンペティションにも参加。 |
自由を掴め!世界的商品を代弁する未来的アニメ。 |

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カップヌードル「FREEDOM」のTV-CM他
カップヌードルの広告として展開中のアニメーション「FREEDOM」。23世紀を舞台に、少年らが本当の自由を掴みとる物語は、未来的で力強い商品イメージに見事にマッチ!TV-CMに端を発し、オリジナルDVDシリーズやWEB配信に広がる「FREEDOM-PROJECT」の全貌を紐解く。
http://freedom-project.jp/ |
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高松聡(たかまつさとし)/クリエイティブ・ディレクター
1963年生まれ。電通を経て05年にクリエイティブ・エージェンシーgroundを設立。主な仕事に、スカイパーフェクTV!、 NTTレゾナント「教えて!goo」、日清カップヌードル「NO BORDER」・「FREEDOM」、明治製菓「明治ミルクチョコレート」など。大塚製薬ポカリスエット「宇宙CM」で世界初となる宇宙ステーションでのCM撮影を敢行。朝日広告賞大賞、TCC賞などに加え、カンヌ広告祭金賞、クリオ賞グランプリ、アドフェスト・グランプリなど、従来の枠を超えた企画で国際的にも注目されている。オリンパス/デジタル一眼レフ・Eシリーズのクリエイティブ・ディレクターとしても活躍中。 |
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細野ひで晃(ほそのひであき)/ディレクター
1973年西ドイツ生まれ。LAの「アートセンター・カレッジ」で映画を学ぶ。1997年松竹シネマジャパネスクの映画『ア・ルースボーイ』(未公開)を映画初監督。1998年 電通テックに入社。CMディレクターとして活動を始める。2004年「THE DIRECTORS GUILD」設立。CM,MV,ショートムービー等のディレクターとして活動。2005年 宮藤官九郎氏脚本のショートムービー「のんたのしっぽ」を演出。2006年「DAYTORA ENTERTAINMENT」設立。ACCCMフェスティバル、ブロンズ賞、シルバー賞、アジア・パシフィック広告祭にてBest Direction他受賞暦多数。 |
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芳賀薫(はがかおる)/ディレクター
1973年東京生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒。PYRAMID FILM企画演出部を経て、2004年「THE DIRECTORS GUILD」設立。主な仕事に「日産自動車/NISSAN CUBE/Simple&Smart」シリーズ、「東洋タイヤ/TOYO TIRES/TRANPATH」シリーズ、「日本たばこ産業/JT/セノビー」、PV「SME/奥田民生/海の中へ」、「ソニーCE/ラチェット &クランク3/おなら」、「日本ビクター/Everio/Shoes」、「ニラク/ニラクマンデー/Soul two soul」がある。ニューヨーク・フェスティバル 銅賞、ACC 銀賞などを受賞している。 |
若き才人冨永昌敬監督待望の最新作が、今回ついにプレミア上映決定!! |
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2007年・日本・77分
原作:安彦 麻理絵 脚本:佐藤 有記、冨永 昌敬
監督 編集:冨永 昌敬
出演:エリカ、桃生 亜希子、水橋 研二、斉藤 陽一郎、杉山彦々、津田 寛治 他
チアキ(エリカ)、29歳独身、出版社勤務。仕事が<デキル>オンナ。元同僚のマサミ(桃生亜希子)、29歳既婚。夫と娘と3人で暮らす<平凡な>主婦。ふたりは日々の生活に食傷気味。何か足りない、何か満たされないという想いを感じながら、惰性で毎日を過ごしている。
雑誌の企画[結婚5年目の主婦]の取材でマサミの幸せな家庭生活を直視したチアキは、結婚に憧れと幻想を抱く。一方のマサミは、チアキの気ままな生き方に嫉妬し、現在の生活に疑問を感じ始める。全く別の人生が交差したとき、全く同じ問いがふたりの頭に浮かんだ。「何が本当の幸せなの?」さあ二人のオトナノ女の導火線に火が点いた。チアキの元彼や同僚、そしてマサミの家族を巻き込んで、事態は思わぬ方向へ転がり始める! |
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冨永 昌敬(とみながまさのり)/監督
1975年愛媛県生まれ。99年、日本大学芸術学部映画学科卒業。 02年「VICUNAS/ビクーニャ」で、水戸短編映像祭グランプリを受賞。03年「テトラポッド・レポート」、短編シリーズ「亀虫」が劇場公開され、多くのファンを生み出す。06年「パビリオン山椒魚」にて待望の長編デビューを果たす。本作「コンナオトナノオンナノコ」が今秋池袋シネマ・ロサほかにて公開予定。 |
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吉田大八(よしだだいはち)/CMディレクター・映画監督
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、(株)ティー・ワイ・オー入社。以来今日まで数百本のCMを演出。国内外の受賞多数。最近作として、新井浩文氏・唯野未歩子氏出演のリクルート/リクナビNEXT、塩見三省氏・杉山彦々 氏出演のヘーベルハウス、寺島進氏・坂井真紀氏出演のP&Gファブリーズ等。短編映画「男の子はみんな飛行機が好き」「ミツワ」長編映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(今年7月公開)。 |
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杉山彦々(すぎやまひこひこ)/俳優
1976年、静岡県生まれ。「亀虫」(03)で主役を演じるほか、「パビリオン山椒魚」(06)などすべての冨永作品に出演。そのほかの出演作に、「エリエリ・レマ・サバクタニ」(05)、今秋公開の「サッド ヴァケイション」など。06年5月に「劇団、本谷有希子(アウェー)」の舞台「密室彼女」にて演劇初出演。 |
俳優、あるいは監督…。二人の俳優の映像との向かい合い方に迫る!! |
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「子象*デカ」監督・脚本・撮影・編集:津田 寛治
「悪霊」監督・脚本:津田 寛治
「サークル○サンクス」監督・脚本・編集:笠原 紳司
現代の日本映画界において、もはやその存在を欠く事が出来なくなった俳優、津田寛治。北野武監督作品「ソナチネ」で映画デビュー以来多くの監督が彼を作品に起用し、その数は枚挙にいとまが無い。また、映画の枠を超えドラマ・CMと活躍の幅を広げ役者として独特の光を放ち続けている。今回は「刑事まつり」において津田自身が監督として参加した「子象*デカ」、同じく監督、そして主演を務めた低予算ホラー「悪霊」の2本と事務所の後輩、笠原紳司の初監督作「サークル○サンクス」を合わせて上映!冨永昌敬監督との対談も実現! |
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津田 寛治(つだかんじ)/俳優
1965年、福井県生まれ。北野武監督「ソナチネ」(93)で映画デビュー後、数多くのドラマ、CM、映画に出演。「模倣犯」(02/森田芳光監督)の演技で高い評価を得る。以後、シリアスな芝居から怪演まで、幅広い演技力で年間10本以上の映画出演を誇る、日本映画になくてはならない存在。 |
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笠原 紳司(かさはらしんじ)/俳優
1974年群馬県生まれ。無名塾出身。退塾後は数々の役をこなし、2000年「未来戦隊タイムレンジャー」のタイムファイヤー・滝沢直人を演じその人気は全国区に。最新作は2007年8月下北沢トリウッドで公開の「プライスタグ」(友野祐介監督)、2008年公開予定の「実録・連合赤軍」(若松孝ニ監督)などがある。 |
“生きることを好きになる。” ありふれた日常の中でときどき出会う美しい出来事をスケッチした5つのストーリー。 |
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2006年・日本・70分
監督・脚本:御法川 修
出演:松田 龍平、市川 実日子、片山 瞳、松田 美由紀、柄本 明 他
ミュージック・クリップやドキュメンタリーを手がけてきた御法川修の劇場作品デビュー作!!タイトルはフランスの詩人、ジャック・プレヴェールの詩篇「われらの父よ」の一節より取られた言葉。5つのエピソードからなる映像詩で、各篇の主人公には松田龍平や市川実日子らなど日本映画をリードする個性派な俳優たちが顔をそろえる。全篇8mmフィルムで撮影した後、緻密なデジタル処理をされた映像は柔らかな光の動きや色彩が美しく、懐かしささえ感じさせる。何処にでもありそうな情景、何処かで見たことのあるような人物をまるでドキュメンタリーのようなリアリティで描いている。それは鑑賞というより、体験に近い。きっと何処かに、あなた自身の姿が見つけられるはず。生きることを支える大切な「何か」を考察する珠玉のアンソロジー。 |
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御法川 修(みのりかわおさむ)/監督
1972年、静岡県下田市出身。高校卒業後、助監督として様々な現場に参加。
第45回ベルリン国際映画祭に出品された『エレファントソング』(94/利重剛監督)では助監督と共同脚本を兼任する。98年に初監督した短編映画『KAKIBAKA』は、グラフィックアートの重鎮・黒田征太郎がライフワークとして取り組むライブペインティングを独自の視点で記録したもの。この作品はトライベッカ映画祭・アジアンナイトに招待される。以後、ミュージック・クリップやドキュメンタリーを手がけながら実力を備え、06年に劇場映画デビュー作となる『世界はときどき美しい』を監督。
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人気お笑い芸人達が続々登場する異色のショートムービー!このシュールな笑いにアナタはついてこられるか!? |

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「スワンのナミダ」「ジョッカー父さん」「実直!原田先生」
マンガ雑誌「コミックヨシモト」が創刊され出版業界への参入も記憶に新しい吉本興業だが、「EPフィルムズ」は、その吉本興業の人気芸人たちが登場する異色のショートフィルムである。無料動画のライブ配信と掲示板を使ったブロードバンドのコミュニケーションサイト、casTYの提供によって配信されたこだわりの映像コント。現在までに41作品が上映されているが、そのなかから選りすぐりの作品を今回上映する!舞台、テレビ、映画、出版とその活動の場を広げる吉本芸人。彼らの底力と新たな一面を発見することだろう。 |
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博多 華丸・大吉(はかたはなまる・だいきち)/芸人
言わずと知れた福岡吉本の雄。焼酎、とんこつラーメン、福岡ソフトバンクホークス、そして地元福岡をこよなく愛するあまり、昨年4月には屋号を「博多」に変え心機一転。
九州人ならではの濃い顔で「オヤジ臭いキャラ」満載の博多 華丸と、さわやかな甘いマスクで博多弁を自在に操る博多 大吉。地元ネタを中心に身近なネタを盛り込んだ漫才で周囲を沸かせる。今、全国区に一番近い、吉本唯一の博多弁漫才師。 |
どーもくん制作スタッフが贈る、あたたかくほんわかなネコの物語 |
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2006年・日本・60分
原作・監督・キャラクターデザイン:合田 経郎
アニメーター:峰岸 裕和 人形作家:阿彦 よし子
2004年2月〜2005年5月までの間、渋谷シネマライズにて1作品1、2分のショート・ショートフィルムとして前座上映されていた短編アニメ「こまねこ」。こまちゃんのあまりのかわいさが人気になり2007年には長編「こま撮りえいが こまねこ」が完成。そしてこの度水戸に登場!
STORY:ピクニックに出かけたこまちゃんは雪男に遭遇。びっくりして逃げ帰るものの、失くした人形を届けてくれた雪男に、こまちゃんはまた会いたくなる。そんな中、こまちゃんは内気な少女いぬ子とも知り合うが、いぬ子はお友だちになりたい気持ちをこまちゃんに上手く伝えられず……。(「ほんとうのともだち」) 子供はもちろん、大人になってしまった「かつての子供達」にこそ見てほしい作品です。 |
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合田 経郎(ごうだつねお)/監督
1967年東京生まれ。日本映画学校を卒業後、CMディレクターとし て演出家のキャリアをスタート。98年からNHKキャラクター「どーもくん」のTVスポットを制作し、活躍の場をアニメーション映像へと広げる。03年アヌシーアニメーションフェスティバル入選、04年に「こまねこはじめのいっぽ」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。07年には本作『こま撮りえいが こまねこ』が全国上映、また「どーもくん」のTV番組が世界最大の子供向けチャンネル〈ニコロデオン〉で全米ネットワーク放送される予定。 |
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