Aプログラム『ひかりさす』(短編映像作品)
10月5日(土)10:45~11:38
NEW 木口健太さん ご登壇決定!
1,000円
イラストポスターに物語が吹き込まれて短編小説へ、短編小説に命が吹き込まれ映像へ
自治体の魅力を届ける無限の可能性、桜川市が届ける家族の記憶の物語
2024年/日本/20分/ビスタ/カラー
脚本・監督:大内靖
原作:藤本希『ひかりさす』
出演:木口健太 斉藤陽一郎 根矢涼香 安達勇人 櫻川めぐ ほか
桜川市内のバスに乗りこんだ私は、運転手と会話を交わす中で亡き父親の記憶に思いをはせていく……。現実と記憶の間に差し込んだひとすじの優しいひかり。
桜川市の四季折々の美しい風景を、柔らかなタッチのイラストで表現した観光ポスター「桜川の四季」。令和元年度の夏から四季ごとに、全12作品をストーリー仕立てに作成し話題に。そして、令和4年にはポスターを題材にした短編小説のコンテスト「桜川の四季ショートストーリーコンテスト」を実施。168点の応募作品の中から、観光PR的な文章とは一線を画す、親子の絆を抒情的に想像性豊かに表現した『ひかりさす』が最優秀賞に輝く。そして、その短編小説が、茨城県に縁のある俳優と監督、スタッフによって映像化される。
※上映後、斉藤陽一郎さん、根矢涼香さん、大内靖監督(あまや座支配人)ほかの舞台挨拶を予定。
【スタッフ・コメント】
那珂市「あまや座」の支配人でもあり、水郡線三部作──『走れ』(2012)、『シガノココロ』(2013)、『そなたへ』(2013)──などで茨城の風景を鮮やかに切り取り、地元市民と共に創り上げた大内靖監督の最新作。今回は、主演で桜川市出身の木口健太さん、お子さまの御誕生を契機に古河市在住となった斉藤陽一郎さん、茨城町出身の根矢涼香さんと大内監督をお迎えして、トークを繰り広げていただきます
NEW 木口健太[俳優・映画監督]
1988年8月22日生まれ、茨城県出身。
主な出演作:映画『成れの果て』布施野光輝役(監督:宮岡太郎、2021年12月3日公開)、『銀平町シネマブルース』那須ひろし役(監督:城定秀夫)、『激怒』小金井役(監督:高橋ヨシキ、2022年8月26日公開)、『Love song』加地誠役(監督:児玉宜久、2023年12月公開)など。
俳優として多彩な作品に出演する一方、短編映画『GIRLS BRAVO』の監督も務めるなど、多方面で活躍中。
斉藤陽一郎[俳優]
1970年生まれ、北海道出身。94年、篠原哲雄監督のOV「YOUNG & FINE」のオーディションにて主役に抜擢され役者の道へ進む。青山真治監督のOV「教科書にないッ!」(95)に出演以降、青山監督のほとんどの作品に出演。同監督作品『Helpless』(96)にてスクリーンデビューを果たし、『EUREKA』(2000)、『サッド ヴァケイション』(07)と北九州三部作に出演。『軒下のならず者みたいに』(03)では主役を演じる。近年の主な出演映画に『窓辺にて』(22/今泉力哉監督)、『春に散る』(23/瀬々敬久監督)、『ちひろさん』(23/今泉力哉監督)、『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)、『PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて』(24/古厩智之監督)、『蒲団』(24/山嵜晋平監督)、『ルックバック』(24/押山清高監督)、『愛に乱暴』(24/森ガキ侑大監督)などがある。
根矢涼香[俳優]
主な出演作に『根矢涼香、映画監督になる。』『凪の憂鬱』『ウルフなシッシー』
BSドラマ『カメラ、はじめてもいいですか?』にて八重樫ナギ役。
俳優業の傍ら、文筆、イラストレーター、写真家としてもマルチに活動をする。
ロマンポルノ 映画『愛してる!』では、フェイクドキュメンタリーの監督役として演じながら撮影の役割も担った。
コロナ禍では、地元の映画館・あまや座へのチャリティーTシャツのデザインを手掛け、ミニシアター救済のために立ち上がった映画『シュシュシュの娘』に出演をした。
大内靖[映画監督]
ミニシアターあまや座支配人、水戸に本社を構える映像制作会社、株式会社パブリックアート取締役。
都内のポストプロダクションでTV、VP、CM、映画等様々なジャンルの編集業務を担当した後に、茨城県へ。映像制作の仕事を続けるかたわら、数々の賞を受賞している街づくり団体、カミスガ★プロジェクトの2011年の発足から参加。水郡線三部作(『走れ』(2012)、『シガノココロ』(2013)、『そなたへ』(2013))、『あかいはし、とりのみち。』『かんとりーどーろ』を監督。縁が縁をつなぎ、2017年那珂市瓜連にミニシアター あまや座をオープン。
映像が心豊かな人と世界の実現に寄与できるように、作ること、届けることを続けている。