【関連企画】鈴木洋平監督『丸』と初期作品

『素人アワー』
『空気に殺される』

上映日時:7月31日(月)~ 8月4日(金) 19:00~

『もの、物、者、もののけ』
『橋の下の葬儀』

上映日時:8月7日(月)~ 8月11日(金) 19:00~

『丸』

2014年/日本/89分
監督:鈴木洋平 出演:飯田芳/木原勝利/池田将/金子紗里/松浦祐也

鈴木洋平監督『丸』

上映日時:8月12日(土)・ 13日(日) 15:00~
8月15日(火)~19日(土) 19:00~
8月21日(月)~26日(土) 19:00~
※12日と13日は、上映後に監督・キャストのアフタートークあり。

【Introduction】
ある家族の暮らす一軒家で起こった、父子心中未遂事件。部屋に突如として現れた謎の球体が引き起こす、奇妙な現象の数々――。現場で何が起こったのか。独自に調査する記者・出口隆一は、警察の発表を覆す証拠を掴むが、やがて不可解な引力に引きつけられるように、狂っていく……。ホームドラマが、黒く歪んだSFミステリーへと変貌してゆく。一体、この不穏な“丸”とは何なのだ?

本作はシネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)の助成を得て大阪・西成区で撮影された。ぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2014入選後、バンクーバー国際映画祭新人監督部門にノミネート。映画評論家トニー・レインズ氏の目に留まり、以降、海外の映画祭プログラマーや批評家のあいだで一躍注目を集めることとなった。そして、新人監督の登竜門であり、スティーブン・スピルバーグ、ペドロ・アドモドバル、スパイク・リー、ヴィム・ヴェンダース、リチャード・リンクレイター、ミヒャエル・ハネケといった映画作家を発掘してきた映画祭「ニュー・ディレクターズ/ ニュー・フィルムズ2015」に選出。その後、ウィーン国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭など世界各地の映画祭に正式出品、「サイト&サウンド」誌や「フィルム・コメント」誌でも大きく取り上げられるなど、無名の新人監督としては異例の事態を巻き起こし、世界各地の見巧者達のあいだで話題を呼んだ本作がついに劇場公開となる。

監督の鈴木洋平は現在、茨城県水戸を拠点に活動。映画制作に止まらず、クラブの空き時間を利用した映画館「CINEMA VOICE」を企画運営するなど、独自のスタンスで日本映画界に切り込んでいる。

CINEMA VOICEへ


2017年07月31日 | Posted in 関連企画 | | Comments Closed