Bプログラム『映画は戦場だ深作欣二 in「バトル・ロワイアル」』

〈水戸と映画〉

10月18日（土）　13:30～【特別上映】浦谷年良監督、来場決定!!

1,500円

徹底検証！　仁義なき映画術のすべて。
『バトル・ロワイアル』メイキング・ドキュメンタリー　史上初の公式上映

2001年／日本／223分
構成・演出・撮影・編集：浦谷年良
出演：深作欣二　藤原竜也　前田亜季　山本太郎　栗山千明　塚本高史　高岡蒼佑　石川絵里　神谷涼　柴咲コウ　安藤政信　ビートたけし　ほか『バトル・ロワイアル』スタッフたち

深作欣二監督作『バトル・ロワイアル』のメイキング・ドキュメンタリー。
多くの議論を呼んだ衝撃の問題作『バトル・ロワイアル』の製作発表から撮影現場まで、半年間完全密着。
巨匠・深作欣二監督の映画創造の秘密に迫る、渾身のドキュメンタリー！
深作監督や、ビートたけしら出演者たちのインタビューを多数収録。

【スタッフ・コメント】
　第40回目の水戸映画祭の特別企画は、まず『バトル・ロワイアル』本編を鑑賞し、その後、深作欣二監督をよく知る方々のトークを拝聴。そして、その撮影現場を克明かつ、その情熱までも写し込んだ渾身のメイキング・ドキュメンタリーに魅入り、その現場に居合わせた深作健太監督の話をうかがえるという文字どおり特別な企画を実現しました。
　実際、劇場未公開ですので、世界初の劇場上映。そして、おそらく大スクリーンで鑑賞できる最後の機会となるかもしれません。（世界中の深作欣二監督ファンは来るべきだと思う）

浦谷年良［エグゼクティブプロデューサー］
1947年生まれ、静岡県浜松市出身。1971年テレビマンユニオンに参加。プロダクション草創期の熱気と混沌の中で鍛えられる。1974年「遠くへ行きたい・桜島・島の女は眠れない」で初演出。
その後の代表作、東映映画30周年記念「ちゃんばらグラフィティー斬る！」（1981年）、「私とテレビジョン～思い出の出会い～」（1982年）、「伊丹十三と愉快な映画野郎たち」（1986年）、「世界ふしぎ発見！第１回、古代エジプト」（1986年）、「『もののけ姫』はこうして生まれた」（1998年）、「課外授業ようこそ先輩・岩井俊雄編『パラパラ漫画がアートになった』」（1998年）、「映画は戦場だ～深作欣二 in バトル・ロワイヤル」（2000年）、「天才画家の肖像『尾形光琳～自由と夢幻の魔術師』」（2003年）、「13の顔を持つ男　伊丹十三の肖像」（2007年）、「ベニチオ・デル・トロ　広島へ行く」（2012年）、ドキュメンタリー映画「狂熱のふたり」（2024年）など。

深作健太［映画監督］
演出家・映画監督。父は深作欣二。
2000年、映画『バトル・ロワイアル』で脚本・プロデューサーとしてデビュー。
2003年、撮影中に逝去した父に代わって監督デビュー。
以降、演劇やオペラ、TVドラマなど、多彩なジャンルを演出。
主な映画作品に『僕たちは世界を変えることができない』（2011）
主な演劇作品に『音楽劇夜のピクニック』（2016）、『フェードラー炎の中でー』（2025）ほか。