Aプログラム『ひかりさす』(短編映像作品)

10月5日(土)10:45~

1,000円

イラストポスターに物語が吹き込まれて短編小説へ、短編小説に命が吹き込まれ映像へ
自治体の魅力を届ける無限の可能性、桜川市が届ける家族の記憶の物語

映画 ひかりさす 場面写真

2024年/日本/20分/ビスタ/カラー
脚本・監督:大内靖
原作:藤本希『ひかりさす』
出演:木口健太 斉藤陽一郎 根矢涼香 安達勇人 櫻川めぐ ほか

 桜川市内のバスに乗りこんだ私は、運転手と会話を交わす中で亡き父親の記憶に思いをはせていく……。現実と記憶の間に差し込んだひとすじの優しいひかり。

 桜川市の四季折々の美しい風景を、柔らかなタッチのイラストで表現した観光ポスター「桜川の四季」。令和元年度の夏から四季ごとに、全12作品をストーリー仕立てに作成し話題に。そして、令和4年にはポスターを題材にした短編小説のコンテスト「桜川の四季ショートストーリーコンテスト」を実施。168点の応募作品の中から、観光PR的な文章とは一線を画す、親子の絆を抒情的に想像性豊かに表現した『ひかりさす』が最優秀賞に輝く。そして、その短編小説が、茨城県に縁のある俳優と監督、スタッフによって映像化される。

※上映後、斉藤陽一郎さん、根矢涼香さん、大内靖監督(あまや座支配人)ほかの舞台挨拶を予定。

【スタッフ・コメント】
那珂市「あまや座」の支配人でもあり、水郡線三部作──『走れ』(2012)、『シガノココロ』(2013)、『そなたへ』(2013)──などで茨城の風景を鮮やかに切り取り、地元市民と共に創り上げた大内靖監督の最新作。お子さまの御誕生を契機に古河市在住となった斉藤陽一郎さんをお迎えし、茨城町出身の根矢涼香さんなど、多彩なゲストによるトークもお楽しみに!

ゲスト
俳優 斉藤陽一郎

斉藤陽一郎[俳優]
1970年生まれ、北海道出身。94年、篠原哲雄監督のOV「YOUNG & FINE」のオーディションにて主役に抜擢され役者の道へ進む。青山真治監督のOV「教科書にないッ!」(95)に出演以降、青山監督のほとんどの作品に出演。同監督作品『Helpless』(96)にてスクリーンデビューを果たし、『EUREKA』(2000)、『サッド ヴァケイション』(07)と北九州三部作に出演。『軒下のならず者みたいに』(03)では主役を演じる。近年の主な出演映画に『窓辺にて』(22/今泉力哉監督)、『春に散る』(23/瀬々敬久監督)、『ちひろさん』(23/今泉力哉監督)、『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)、『PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて』(24/古厩智之監督)、『蒲団』(24/山嵜晋平監督)、『ルックバック』(24/押山清高監督)、『愛に乱暴』(24/森ガキ侑大監督)などがある。

俳優 根矢涼香

根矢涼香[俳優]
主な出演作に『根矢涼香、映画監督になる。』『凪の憂鬱』『ウルフなシッシー』
BSドラマ『カメラ、はじめてもいいですか?』にて八重樫ナギ役。
俳優業の傍ら、文筆、イラストレーター、写真家としてもマルチに活動をする。
ロマンポルノ 映画『愛してる!』では、フェイクドキュメンタリーの監督役として演じながら撮影の役割も担った。
コロナ禍では、地元の映画館・あまや座へのチャリティーTシャツのデザインを手掛け、ミニシアター救済のために立ち上がった映画『シュシュシュの娘』に出演をした。

映画監督 大内靖

大内靖[映画監督]
ミニシアターあまや座支配人、水戸に本社を構える映像制作会社、株式会社パブリックアート取締役。
都内のポストプロダクションでTV、VP、CM、映画等様々なジャンルの編集業務を担当した後に、茨城県へ。映像制作の仕事を続けるかたわら、数々の賞を受賞している街づくり団体、カミスガ★プロジェクトの2011年の発足から参加。水郡線三部作(『走れ』(2012)、『シガノココロ』(2013)、『そなたへ』(2013))、『あかいはし、とりのみち。』『かんとりーどーろ』を監督。縁が縁をつなぎ、2017年那珂市瓜連にミニシアター あまや座をオープン。
映像が心豊かな人と世界の実現に寄与できるように、作ること、届けることを続けている。

ほか ゲスト鋭意調整中!

映画 ひかりさす 場面写真
映画 ひかりさす 場面写真
映画 ひかりさす 場面写真
映画 ひかりさす 場面写真


2024年07月07日 | Posted in 第39回水戸映画祭[2024] | | Comments Closed