Bプログラム『恋は光』
10月7日(土)13:30~15:211,500円
※トーク終了予定15:50
「恋とは誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものである」
──老いも若きも男も女も、今一度みんなで“恋の定義”をしてみませんか?
2021年/日本/111分/ビスタサイズ/カラー
脚本・監督:小林啓一 原作:秋★枝『恋は光』(集英社ヤングジャンプ・コミック・ウルトラ刊)
出演:神尾楓珠 西野七瀬 平祐奈 馬場ふみか ほか
「恋」をしている気持ちが可視化されたら、ラブストーリーは一体どうなるのか──?
『ウルトラジャンプ』にて連載・コミックス化された『恋は光』(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)を映画化。“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ大学生男子・西条をはじめ、恋についての考え方も経験も異なる個性的な4人が繰り広げる“恋”についての探究は、観るものにも「恋とは?」「好きという感情とは?」を問いかけ、巻き込んでいく。誰もが感じたことのある切なさやあたたかな気持ちが呼び起こされる、恋を解く、恋に触れる物語。
【スタッフ・コメント】
上映後には、小林啓一監督にお越しいただき、初めて観た方にも、2回以上鑑賞された方にも、楽しんでいただけるようなお話をたくさん伺えるよう、『恋は光』が好きすぎるスタッフが画策中です。恋をしている方も、恋ってめんどくさいなと思っている方も、そもそも恋ってなんだっけ? と思っているそこのあなたも、今一度、みんなで“恋の定義”をしてみませんか?
小林啓一[映画監督]
2011年、監督・脚本・撮影を担当した『ももいろそらを』で長編映画デビュー。
自然光での撮影が特徴的でもある美しい画作りと、若者の心の内に秘めた葛藤等を映し出す脚本力・演出力に高い評価が集まっている。
『ももいろそらを』は第24回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門で最優秀作品賞、第28回高崎映画祭で新進監督グランプリを受賞。
その後サンダンス映画祭をはじめとした20余の国際映画祭に招待され、第50回ヒホン国際映画祭では日本映画として初のグランプリを受賞するなど、日本国内外において高い評価を得た。
続く長編映画『ぼんとリンちゃん』(2014)では、第55回日本映画監督協会新人賞を受賞。第36回ヨコハマ映画祭最では主演の佐倉絵麻・高杉真宙が優秀新人賞、第18回上海国際映画祭では優秀女優賞と優秀撮影賞を受賞。
その後、『逆光の頃』(2017)、『殺さない彼と死なない彼女』(2019)、『恋は光』(2022)で、漫画原作作品の監督・脚本を担当。
『恋は光』では、第14回TAMA映画賞特別賞を、第44回ヨコハマ映画祭では作品賞、監督賞、更に神尾楓珠・西野七瀬をはじめメインキャスト4人全員が最優秀新人を受賞。