第32回水戸映画祭 プログラム概要(2017)
2017年9月16日(土)
日本映画が好き 2017 平成29年度優秀映画鑑賞推進事業
男女の心のあやや生きることのはかなさを、冷徹な視線で描写し、確固たる作風を築いた成瀬巳喜男監督の戦後代表作を紹介いたします。
10:30~『めし』 料金:500円
1951年/日本/白黒/スタンダード/97分
監督:成瀬巳喜男
出演:上原謙、原節子、島崎雪子
13:10~『流れる』 料金:500円
1956年/日本/白黒/スタンダード/116分
監督:成瀬巳喜男
出演:田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、杉村春子
16:00~1,000円
オープニング・シンポジウム
『水戸の映像文化と水戸映画祭のこれから』
あらゆる映像が身近にあふれる現代における映画を巡る状況を踏まえながら、水戸市長、映画制作者、映画批評家などをお招きし、水戸の映像文化と「水戸映画祭」の目指すべきヴィジョンをテーマにシンポジウムを開催します。また、「水戸芸術館」に隣接して建設予定の「水戸市民会館」や泉町地区の文化的な展望なども視野に議論します。
【パネラー】
高橋靖(水戸市長)/樋口泰人(映画・音楽評論家 boid主宰)/大寺眞輔(映画批評家 IndieTokyo)/遠山昇司(映画監督・プロデューサー)/磯崎寛也(一般社団法人いばらき社会起業家協議会理事 NPO法人シネマパンチ理事)/平島悠三(水戸映画祭ディレクター NPO法人シネマパンチ代表)ほか
上映作品『冬の蝶』
監督・編集・脚本:遠山昇司
出演:Una(ゆうな)、五十嵐靖晃、岩崎幸代、大西靖子
Program A:18:00~1,500円
『パレードへようこそ』
カンヌから始まった熱狂のパレードが、水戸映画祭へ
世界各国で今最高に愛されている感動の実話!
『パレードへようこそ』トークゲストにボビー・オロゴンさんの来場が決定しました!
2014年/イギリス/121分
監督:マシュー・ワーカス
出演:ベン・シュネッツァー、アンドリュー・スコット、ジョージ・マッケイ、ビル・ナイ、イメルダ・スタウントン他
2017年9月17日(日)
Program B:11:45~1,500円
『息の跡』
今は昔、世界の果てに、小さなたね屋があったとさ
陸前高田から届いた、忘れられない風景の記録
2016年/日本/93分/ドキュメンタリー
監督・撮影・編集:小森はるか
Program C:13:40~1,500円
『光』
カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞受賞!
2017年/日本=フランス=ドイツ/110分
監督・脚本:河瀨直美
出演:永瀬正敏、水崎綾女、神野三鈴、小市慢太郎、藤竜也ほか
Program D:15:50~1,500円
『ダゲレオタイプの女』
愛が幻影を見せ、愛が悲劇を呼ぶ。
黒沢清監督の来場が決定しています!
2016年/フランス=ベルギー=日本/131分
監督・脚本:黒沢清
出演:タハール・ラヒム、コンスタンス・ルソー、オリヴィエ・グルメ、マチュー・アマルリック
2017年9月18日(月・祝)
Program E:12:30~1,500円
『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
透明にならなくては息もできないこの街で、きみを見つけた。
悪い予感だらけの今日と明日が、少しだけ、光って見えた。
2017年/日本/108分
監督・脚本:石井裕也
原作:最果タヒ(リトルモア刊『夜空はいつでも最高密度の青色だ』)
出演:石橋静河/池松壮亮/佐藤玲/三浦貴大/ポール・マグサリン/市川実日子/松田龍平/田中哲司
エンディング曲:The Mirraz 『NEW WORLD』
Program F:16:00~2,500円
『PARKS パークス』上映+ライブ!!!
君と、歌いたい曲がある。100年目の公演、僕らの物語がここから始まる。
2017年/日本/118分
監督・脚本・編集:瀬田なつき
出演:橋本愛/永野芽郁/染谷将太/石橋静河/森岡龍/佐野史郎 他
音楽監修:トクマルシューゴ