Cプログラム『Winny』

10月7日(土)16:20~18:271,500円

※トーク終了予定18:57

殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか——。
技術者の未来と権利を守るため、権力やメディアと戦った男たちの真実の物語。

Winny

2023年/日本/127分/シネマスコープ/カラー
監督・脚本:松本優作  撮影・脚本:岸建太朗
原案:朝日新聞 2020年3月8日記事 渡辺淳基 記者
出演:東出昌大 三浦貴大 皆川猿時 吹越満 吉岡秀隆 ほか

2002年、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」の試用版が「2ちゃんねる」に公開される。本人同士が直接データのやりとりができるシステムは、瞬く間にシェアを伸ばし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロード&ダウンロードされ、次第に社会問題へ発展していく。 次々と違法コピーをした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子勇も著作権法違反幇助の容疑をかけられ逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光は、急遽弁護を引き受け、弁護団を結成。世界をも揺るがす事件の戦いが始まった。

【スタッフ・コメント】
金子勇さんは、茨城大学・大学院のご出身ですので、この水戸映画祭で上映を企画しました。松本優作監督と、体重を増量をしてまで演じた主演の東出昌大さんをゲストにお迎えして、お話を拝聴する貴重な機会となります。お見逃しなく。

ゲスト
俳優 東出昌大

東出昌大[俳優]
1988年2月1日生まれ、埼玉県出身。2012年映画『桐島、部活やめるってよ』で俳優デビューし、同作で毎日映画コンクールなど数々の新人賞を受賞。その後『寝ても覚めても』(18)や『パンク侍、斬られて候』(2018)、『BLUE/ブルー』(2021)、『草の響き』(2021)、『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『峠 最後のサムライ』(2022)などに出演。また今後も、主演作で2022年『天上の花』、2023年『とべない風船』の公開が続き、映画界にとって欠かせない存在の俳優の一人である。
今後映画は『福田村事件』(9月1日)、『コーポ・ア・コーポ』(11月17日)、『次元を超える TRANSCENDING DIMENSIONS』(2024)の公開が控え、舞台はまつもと市民芸術館プロデュース「ハイ・ライフ」が、11月23日から26日まで長野・まつもと市民芸術館 実験劇場にて、12月1日から6日まで東京・吉祥寺シアターで上演される。

映画監督 松本優作

松本優作[映画監督]
1992年生まれ、兵庫県出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪に入学し映画制作を始める。
2019年に自主映画『Noise ノイズ』で長編映画デビューを果たし、多数の海外映画祭に正式招待される。海外メディアからも高く評価され、ニューヨーク、サンフランシスコで劇場公開される。
2022年『ぜんぶ、ボクのせい』で満を持して商業映画デビューを果たし、本作は多数の国内映画賞にノミネートされ、主演・白鳥晴都が、第47回報知映画賞にて新人賞を受賞、第29回キネコ国際映画祭ではCIFEJ(国際子ども映画連盟)賞を受賞する。
その他、短編映画『バグマティ リバー』(2022)、『日本製造/メイド・イン・ジャパン』、ドラマ『ああ、ラブホテル〜秘密〜』(WOWOW)、『雪女と蟹を食う』(22/TX)、『神様のえこひいき』(2022/Hulu)、『湘南純愛組!』(2020/Amazon prime)など多数の作品を手掛ける。映画『Winny』が現在公開中。


2023年08月27日 | Posted in 第38回水戸映画祭[2023] | | Comments Closed