日本映画が好き 2019


2019年9月23日(月・祝)

日本映画が好き2019 2019年度 優秀映画鑑賞推進事業

文化庁と国立映画アーカイブによる、日本映画の名作を鑑賞する機会を広く提供する事業。今回は、戦後の混乱を乗り越え、復興の時を迎えた日本に生きる様々な家族や夫婦の姿を描いた2作品を上映します。

10:30~『煙突の見える場所』 料金:500円

煙突の見える場所

1953年/白黒/スタンダード/108分
監督:五所平之助
出演:田中絹代/上原謙/高峰秀子/芥川比呂志 ほか

INTRODUCTION
東京・千住にある、見る場所によっては四本にも一本にも見えるという巨大な「お化け煙突」。この界隈を舞台に、戦後の日本を生きる庶民の悲喜こもごもを描き出した五所平之助監督の代表作。足袋問屋に勤める実直な中年男・緒方隆吉は、戦災未亡人であった妻弘子とつつましく暮らしている。生活の足しにと二階を間貸しているが、そこに見も知らぬ赤ん坊が置去りにされていたことから一騒動がもちあがる。実存主義的な作風で知られる椎名麟三の短編「無邪気な人々」を中心に、黒澤明作品で知られる小国英雄が脚本を書き、五所監督自らが主宰する独立プロダクションで製作した「不思議な笑い」を醸し出す一篇となった。

12:55~『この広い空のどこかに』 料金:500円

この広い空のどこかに

1954年/白黒/スタンダード/109分
監督:小林正樹
出演:佐田啓二/久我美子/高峰秀子/石浜朗/大木実 ほか

INTRODUCTION
どこにでもある町の酒屋。働き者の若主人と嫁いできたばかりのその妻。一緒に暮らすのは若主人にとって亡くなった父の後妻である義理の母と、その子供である妹と弟。気がかりは戦争で足を悪くして家に引きこもりがちな妹。そんな平凡な家族でおこるささやかな誤解と、やがて来る和解。人物の感情の流れを細やかに、かつ鮮やかにとらえたホーム・ドラマの名作。木下恵介監督の門下として前々年にデビューし、その後『人間の條件』(1959~61)や『怪談』(1964)などの大作により、世界的巨匠となった小林正樹監督による第四作目である。

木下グループ

主催 水戸市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会/文化庁/国立映画アーカイブ


2019年08月03日 | Posted in 第34回水戸映画祭[2019], 日本映画が好き, 関連企画 | | Comments Closed 

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