2016年10月8日(土) 招待上映部門

programA

2016年10月8日(土)12:30~『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』
1,500円

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2016年/日本/96分 監督:冨永昌敬 出演:赤塚不二夫ほか 主題曲:タモリ「ラーガ・バガヴァット」 音楽:U-zhaan、蓮沼執太 ナレーション:青葉市子

笑ってくれれば死んでもいい!! 世界の全ての聖なるバカに捧ぐ

「おそ松くん」、「天才バカボン」、「ひみつのアッコちゃん」、「もーれつア太郎」 など、数多くの傑作を生み出してきた国民的マンガ家、赤塚不二夫。彼を追ったドキュメンタリーはテレビ番組などでいくつも放送されてきたが、生誕80周年を記念して製作された本作品は、彼の最高傑作とも呼ばれる「レッツラゴン」のキャラクターを案内役とした異色のポップ・ ドキュメンタリー。時代の渦のなかでダイナミックに生き抜いた彼の人生を、アニメーションを軸に、関係者 インタビュー、秘蔵写真、プライベート映像、幻のテレビ番組などの膨大な素材で再構築した。本人の残された肉声 と、複数の視点によって「赤塚不二夫」の知られざる姿が綴られる!冨永監督最新作、大きな自由に満ちたアニメーション×ドキュメンタリー映画が誕生した。合い言葉は、これでいいのだ!

programB

2016年10月8日(土)15:30~『ディストラクション・ベイビーズ』
1,500円

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2016年/日本/108分 監督:真利子哲也 音楽:向井秀徳 出演:柳楽優弥/菅田将暉/小松菜奈/村上虹郎 他

「まだ行けるやろ……」ほとばしる剥き出しの魂
ひとりの少年の純粋な狂気にのみこまれる、挑戦的な衝撃作!

路上でいきなり見知らぬ人に殴りかかり、ストリート・ファイトを繰り返す野獣のような若者。その畏形のオーラとカリスマ性に惹きつけられ、共に凶行に及んでいく“恐るべき子供たち”。SNSに溺れたバーチャルな世の中に、暴力に特化して発露した生身の身体性を突きつけるのは、日本映画界の新鋭 真利子哲也。音楽は向井秀徳。本作ではフリージャズ的アプローチで映像と凶暴に絡みつく。

INTRODUCTION:
愛媛県松山市の港町・三津浜。海沿いの造船所のプレハブ小屋にふたりきりで暮らす泰良と弟の将太。日々喧嘩に明け暮れていた泰良は、ある日を境に三津浜から姿を消す。

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programC

2016年10月8日(土)17:40~『FAKE』
1,500円

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2016年/日本/109分 監督・脚本:森達也 出演:佐村河内守 他

Fake: 偽造する。見せかける。いんちき。虚報。
誰にも言わないでください、衝撃のラスト12分間!

「A」「A2」以来実に15年ぶりの森達也監督作。佐村河内守氏の自宅でカメラを廻し、その素顔に迫る。取材の申し込みに来るメディア関係者たち、ことの真偽を取材に来る外国人ジャーナリスト…。市場原理によってメディアは社会の合わせ鏡となる。ならばこの「ゴーストライター騒動」は、社会全体が安易な二極化を求めていることの徴候と見ることもできる。はたして何が本当なのか?誰が、誰を騙しているのか?映画は、この社会に瀰漫する時代の病をあぶりだしながら、衝撃のラストへとなだれ込む。

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2016年08月18日 | Posted in 第20回水戸短編映像祭[2016] | | Comments Closed